食べ方を学ぶステップ

食べ物をぐちゃぐちゃにしたり、わしづかみして床に落としたりと『遊び食べ』は多くの親を悩ませる行動です。ですが子供にとっては食べ物に興味を持ち、自分で食べられるようになる重要なステップでもあるのです。
目で食べ物がどのような物なのか認識し、手で触る事で感触を確かめ、最終的に自分の口に運んで食べる行為までの流れを遊ぶ中でも学んでいき、少しずつ学習していきます。
上手に食べられるようになれば自然と遊ぶ行為は減って来るので、汚れても良い服やカーペットを用意したり、わしづかみしても食べられる料理にするなど、ある程度子供が自由にできるようサポートを行うようにしましょう。
「なぜいけないの」かを教えるには
しかし、いくら子供の成長のため、将来的には治まる行為だとは言え、食べ物をおもちゃにしたり食事中に遊んだりすることはいけません。ただ作法がよろしくない、というだけならまだよいのですが、食べている途中で遊びに夢中になって走り出したりすると、飲み込んでいる途中の料理がのどに詰まってしまいます。
そのような危険をはらんでいますので、ちゃんとしつけを行わなければなりません。
しかし、しつけを行うにしても「ダメ」だと言葉にするだけでは、なぜ悪いのかが理解できません。なので言葉の1つ1つを強調しながら「ご飯は食べる物だから、遊んじゃ駄目よ」などの言葉で、丁寧に説明しましょう。初めは分からないでしょうが、再度繰り返すことで少しずつ覚えていくので、気長に教えていきましょう。
また、近くにおもちゃがあると遊びを連想してしまいますので、食事中には見えない場所に片付けるようにしてください。もしくは子供に遊ぶ時間と食事の時間をハッキリと区別させ、食事に集中するようしつけを行う方法もあります。
食事に集中させるためのサポート

手掴み&お楽しみメニューをプラス
自分で食べたい欲求が満たされる手掴みできるメニューや、何が入っているか当てるゲームができる茶碗蒸しなど、楽しみながら食事が行えるメニューが増えれば、自然と食事に集中できます。
環境を整える
上記でも説明したようにおもちゃを食事の場に持ってこない様にしたり、汚れても良い環境を作ったりと、子供が食事しやすい空間を作るようにしましょう。また、汚してもすぐに拭き取れるよう、おしぼりを近くに用意しておくと良いです。
食事の時間は30分が目安
子供が食事に集中できるのは約15~30分だといわれています。また、最初は普通に食べていても中盤から遊び食べが始まると、満腹になったのではという考えも生まれて来ます。
なので子供の様子を見ながら30分を目途に「ごちそうさましようか?」などと声をかけて、食事の区切りを付ける手助けも行うようにしましょう。