Lesson10-7 食事への関心 小食

過度な心配はしない

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子供の体調は生活リズムがまだ整っていないので大人以上にムラが生まれます。そのため体調が変化すると食欲にも影響を与え、食べる量が一定しません。

また、もともとたくさん食べる子もいれば、あまり食べることができない子もいます。ですが食べる量が少なくても、その子なりに体重が増え、元気に過ごしているようなら特に問題はありません。

1週間などの期間で得るはずの栄養が総合的にとれていなかったり、母子健康手帳に記載される乳幼児身体発育曲線を確認して平均値と大きく異なるようなら改善が必要となりますが、特に問題が無いようなら気にしなくても大丈夫です。

『量』よりも『質』を求めた食事

しかし食べる量が少ないと、キチンと栄養が摂れているのか心配になります。なので食事量にムラがある時は1回の食事量ではなく、1週間の総栄養量を計算して献立を立てるようにしましょう。この方法で平均がとれていれば、特に心配する事はありません。

また、子供は食事に限らず、その場の雰囲気に影響されます。たとえば好きなヒーローショーを見て周りの熱気に当てられると同じようにはしゃぎますし、夫婦喧嘩など嫌な気持ちが交差する場にいると不安な気持ちに押しつぶされて泣き出してしまいます。

このように周りの環境に気持ちが左右されやすいので、食事をサポートする親は子供が食べやすいようにサポートしなければなりません。もし小食な事を気にして「たくさん食べようね」などの言葉をたくさん言いすぎると、過度な緊張、プレッシャーによって食欲がなくなる可能性もあります。

そうなると小食な状況がさらに悪化してしまうので、たとえ食べる量が少なくてもバランスよく栄養が摂れるように料理を工夫し、家族で楽しく食事ができるようにしましょう。

小食を解消するポイント

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生活リズムを見直す

食欲が湧く湧かないの前に、お腹がすいていないと食が進みません。そして自然とお腹を空かせるためには生活リズムを整えなければなりません。

起床、就寝、3食、おやつ、遊びの時間を見直し、1日の流れを一定にしましょう。とはいえ、このリズムはすぐにできるわけではないので、長い目で成長を見守りましょう。

おやつや水分補給を見直す

食事の量が少ない時には、第4の食事、おやつで栄養を補う必要があります。とはいえ、食事の方が多くの種類の栄養が摂れるので、そちらで補う事の方が好ましいです。

また、水分補給をよく行う事も重要ですが、ジュースや牛乳ばかり飲ませていると、甘味によって満足感が得られて空腹感が薄まってしまいます。その結果、食欲が減ってしまい食事にムラが生まれてしまいます。

この事態を防ぐために、水分補給には水やお茶を飲ませるようにしましょう。

食器や盛り付けを見直す

好きな食器の絵柄は気分を盛り上げ、食べる意欲を上げてくれます。ですが食の細い子にはたくさん盛り付けてあると食べる気力をなくすこともあるので、最初の盛り付けは少なく、お代わりが欲しそうなら少しずつ足していくなどの工夫を行いましょう。