Lesson10-4 食事への関心 道具の選び方 その2

食器の選び方

食器もイスと同様、子供の食事を助ける役目を持っています。それは食べやすさや安全性だけでなく、好みの食器を使用することで食べる意欲を湧き立たせてくれます。

それぞれの食器で選ぶポイントが下記の通りになります。

コップ

コップは大きすぎず小さすぎず、子供の手の平で包み込める大きさがベストです。取っ手付きの場合は人差し指から小指にかけての4本がきちんと入り、親指を添えてしっかりと握れるものが良いです。

また、中身が確認できることと、見た目が変化して子供の興味を湧かせることができる透明なコップは実用性だけでなく子供の意欲を刺激してくれます。

お皿

お皿はただの平皿よりも、フォークで刺したりスプーンですくったりしやすいように、ある程度底の深さがある物が好まれます。スプーンを使用する場合はフチが曲線になっていたり、フォークを使う時は力が入っても大丈夫なように垂直に立ち上がっていたりと、用途に合わせてお皿を選びましょう。

また、底が平らで、適度な重さがあると重心が安定し、子供でも支えやすくなります。

お箸

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お箸を使う練習を始めるのはだいたい3~5歳からです。

最初から大人と同じようなお箸を使用するのではなく、子供用にきれいな持ち方を矯正できるお箸があるので、しばらくはそれで練習を行います。また、お箸の持ち方は鉛筆の持ち方にも精通するので、遊びでお絵描きをしたり、文字や数字の勉強を行う時に少しずつ指導しましょう。

矯正用の道具が必要なくなったら、普通のお箸にしてください。ですが長すぎると子供には扱いづらいので、だいたい子供の手の長さ+3cmほどの長さが目安となってきます。

フォーク・スプーン

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お箸より使う機会が多いであろうフォークとスプーンは、小さい子供でも扱えるように『使いやすさ』と『安全性』に気を配る必要があります。

まず『使いやすさ』についてですが、どちらも柄に厚みがあり、握った時に柄の先がこぶしから少し飛び出るくらいの長さがちょうどいいです。短すぎると手から抜け出して落としてしまいますし、ある程度の厚みがないと握る力が入らず道具を扱っている感覚が養えません。

また、料理と一緒に口に入れる刃先の部分も重要になります。この部分が大きすぎると口の中へと入らず料理をこぼしてしまいますし、フォークがとがりすぎていると口の中を怪我してしまいます。このような事態にならないためには子供の口に合ったサイズを選び、なおかつ刃先が丸みを帯びている物を選びましょう。