Lesson10-2 食事への関心 食事への困難

食事への困難な道のり

子供の食事はただ幼児食を食べさせるだけでなく、『食事』という段階へと子供を誘導、興味をわかせる準備から始まります。

まだ『食事』という生活リズムが体に刻まれていないと、子供は遊びに夢中になって食事をとろうとしません。やっとお腹がすいて食事を食べようとしても、決まった時間に食べず、食事の時間にムラが出て来てしまいます。

なので子供には『食事』と『遊び』の時間を区別できるようになってもらい、気持ちの切り替えを行ってもらわなければなりません。

しかしそれがすぐに出来れば苦労はせず、話題にあげる事はありません。生活リズムは毎日行う事で少しずつ学んでいき、長い月日を重ねて記憶していきます。なので食べる前から少しずつ子供の様子に気を配り、上手に『食事』へと誘導してあげましょう。

親子で食を楽しむ

家族

子供は親が行う事を真似し、親のやっていることに興味があります。なので子供に食事の興味を沸かせるためには親が率先して食事に興味がわく行動をとるべきなのです。

食材に触れる

まず自分が食べる料理、食材に触れさせてみましょう。

最初は遊び道具のように扱う事でしょうが、手に持たせてみる事が最初の目的になります。食材を手に持たせ、大きさや重さ、手触り、匂いなどを体感させ、持っている物が食べ物だという意識を芽生えさせます。

さらに調理されている途中の物やテーブルに出された料理と比べさせることは、食材に関心を持つきっかけにもなります。

他にも、子供と一緒に野菜を育ててみて、食材への愛着をわかせてみるのも1つの手です。

遊びを活用する

遊びに使うままごとに料理で使う野菜や包丁などのおもちゃを与えたり、読み聞かせではおいしそうな食べ物や料理が出てくる絵本を選んだりと、遊びを通して『食事』への関心を高めます。

このように想像力とアイディア次第で、食べ物にまつわる遊びを生み出すことは簡単にできます。そして親が楽しく遊ぶところを見せてあげることで、『食事』を『楽しい』ことだと認識して、関心が高まって行きます。

一緒に買い物する

野菜売り場

子供にとってスーパーは見慣れない物があふれ返っていて、興味を湧き立たせる楽しい場所です。そして野菜や魚など、食材の本来の形を学べる場でもあります。

他にも「カレーに入っている材料はどれでしょう?」などといったクイズを出し、どんな材料が合うか一緒に見て回ったり答え合わせをして楽しみながら買い物をしましょう。また、この時に正解、自分が選んだ食材が調理されると分かっていると、料理が完成するのが待ち遠しくなってきます。