時間短縮の技
離乳食や幼児食は一食の量はさほど多くありませんが、柔らかくしたり小さく刻んだりと少々手間がかかる作業が多くあります。そのため量の割に時間がかかってしまい、毎日続けるには少々面倒に感じてしまいがちです。
調理の負担を軽くするポイントとして、あらかじめまとめて作業しておけるものは行っておき、調理器具を有効に扱っていくことが時間短縮のコツとなります。それらの方法について、学習していきましょう。
電子レンジ

電子レンジは今やどこの家庭にも置いてあるほど広く知れ渡った家電です。大人のための調理器具としても欠かせませんが、その利便性は幼児食に応用できます。
煮る
小さめの鍋で煮ることもできますが、少量では火加減や時間配分が難しく、目を離すとすぐに焦げ付いてしまいます。電子レンジを用いて耐熱容器に少量のだし汁と食材を入れて加熱することで、「煮る」調理を代用することができます。
戻す
煮る作業が出来ると同時に、乾物の戻し工程も水を張ってレンジにかけることで行なうことができます。冷凍した食材は解凍ではなく再加熱する必要がありますが、この場合にも電子レンジを使用することができます。
炒める
具材に少量のバターを乗せて加熱すると風味豊かな炒め物になります。しかし加熱中に具材がはじける可能性があるため、かるくラップをかけておきましょう。
茹でる
ほうれん草などの葉物は洗ってラップにくるんで加熱します。少量の水が加わってるだけで茹でた状態になりますが、熱を持っているので加熱後は冷水にとってから使うようにしてください。
加熱する
電子レンジの本来の使い方です。カボチャなどの硬い野菜でも短時間で柔らかくできます。適当な大きさに切り分けて少量の水を加え、ラップをかけることで簡単に柔らかくなります。
とろみをつける
料理に水溶き片栗粉を加え、よく混ぜて加熱します。加熱が終わったら取り出して再度かき混ぜればとろみが生まれます。
電子レンジ使用のポイント・注意点
電子レンジは確かに便利ですが、そもそもの下準備が行われていないとレンジの機能を十二分に発揮することができません。
有効に活用するために、下記のポイントや注意点をしっかりと押させておきましょう。
- 機種に合わせて食材を置く場所を確認する:ターンテーブル仕様のものや、テーブルがないものなど機種によって造りがことなり、それぞれ置く場所によって加熱具合が変わってきます。お使いの機種の特性を把握しておきましょう。
- 加熱する時は少しずつ時間を延ばす:一度に長時間温めると、熱くなりすぎて子供にとって食べづらくなってしまいます。少しずつ温めて様子を見ながら時間を追加していきましょう。
- 具材の大きさを整える:具材の大きさがまばらだと均一に温めることができず、硬さにムラが出て来てしまうため、具材の大きさは均一にしましょう。加熱途中に具材を混ぜるなどのひと手間を加えることも、加熱ムラを抑えるひとつのポイントです。
- ラップを優しくかける:野菜の水気も利用して柔らかくしますが、水蒸気の逃げ道も作っておかないと熱気や蒸気で危険になる場合があります。ラップは余裕を持たせてふんわりとかけましょう。
- 少量の水を加える:食材を柔らかくしたい時や乾物を戻したい時には、水を加えることで簡単に戻すことができます。