Lesson5-2 調理方法 基本調理①1~1歳半・1歳半~2歳

1~1歳半の幼児食

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離乳食にも慣れて前歯が少しずつ生えて来たこの時期から、幼児食をスタートして行きましょう。もぐもぐと咀嚼ができるようになることも、幼児食スタートの目安となります。肉団子が前歯で噛み切れて歯茎でつぶせるかどうか確認してみてください。この方法で食事が出来るようなら、幼児食に移行しても構いません。

幼児食は、柔らかくした食材からスタートしていきます。子供が興味を持つもの、食べたがるものを中心に、ちゃんと食べられているか観察していきます。この時期は栄養バランスに神経質になりすぎるよりも、子供の食への関心を重視しましょう。

ただ、この時期の子供はまだ離乳食を継続している場合もあるため、十分に成長して咀嚼が上手にできるようになるまで、焦る必要はありません。子供の成長に合わせた食事を重視するようにしましょう。

1~1歳半の幼児食のポイント

食材は小さく切る

まだ上手に噛むことが難しいこの時期は、食材は約5mm角くらいのサイズに小さくカットします。他にもブロッコリーのように花穂がある野菜は少しの茎を残して4等分にしたり、小さいひき肉を利用したりなど噛みやすさと同時に食材の味が分かる工夫を行っていきましょう。

柔らかさの目安は、指でつぶせるくらいを意識してみてください。

手掴みで食べられるメニュー

自分の手を使って食べようとするので、興味をそそるように手掴みで食べやすい食事を用意します。食べやすいようにおにぎりは手にすっぽり入る大きさにしたり、野菜はスティック状にするなど色々形を変えてみましょう。

スプーンをまだ上手に扱えないこの時期は、手でつかめる食事の方が食欲がわく子供もいます。

とろみをつけて食べやすく

食材にとろみがつくことで飲み込みやすくなります。水溶き片栗粉やくず粉、振り掛けるだけでとろみがつく調味料などを使用してとろみをつけましょう。煮物や汁物、豆腐のあんかけなどに扱う調理法なども活用でき、また離乳食でも使用した食材が役立ちます。

 

1歳半~2歳の幼児食

2歳代ではほとんどの乳歯が生えてきて、噛む力が成長していきます。この時期は、自分で食べる練習をしながら味や食材の固さを体感していく時期でもあるので、成長に合わせて噛み応えのある食材も少しずつ増やしていきましょう。
また、繊維が気になる肉や野菜も隠し包丁で繊維部分を断ち切るように切り込みを入れておけば、子供の歯でも噛み切りやすくなります。

さらにこの時期は、スプーンやフォークなどの道具を使って食べる練習も行うようにしましょう。スプーンやフォークなどの道具が使いやすいように、すくいやすいサイズに切り分けたり、刺しても崩れにくい物を出すことも、この時期の幼児食のポイントとなります。

1歳半~2歳の幼児食のポイント

歯ごたえのある大きさに切り分ける

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今までに比べ、歯ごたえが残る程度の少し大きめのサイズに切り分けます。魚は2~3cmくらいのそぎ切りにしたり、野菜は柔らかく煮て斜め切りにするなど、それぞれの食材に合った切り方を行いましょう。

また、同じ食材でもカットの大きさや形に変化を付けることで、「噛み切る」「すりつぶす」など噛み方の調整を少しずつ覚えていきます。

すくいやすい形に調理

スプーンやフォークなどの道具が扱いやすいよう、一口大で刺したりすくったりしやすい形に調理します。また、道具だけでなく皿などの食器にも配慮してみましょう。少し深さと角度のあるお皿を利用するとすくいやすくなります。

魚は皮や骨を丁寧にとる

刺身は好きだけど焼き魚は苦手、という子供は少なくありません。その理由の1つは骨などが多くて食べずらいという点です。まだ道具を上手く扱えない子供にとって骨を取り除く作業は難しく、小骨などが刺さったという嫌な記憶とともに魚嫌いとなってしまう可能性もあります。

そのような事を避けるためにも、幼児食の段階では食べやすいようにあらかじめ皮や骨をとっておくようにしましょう。また細い小骨などがある魚は、揚げ物にするとカリカリになって食べやすくなります。十分な咀嚼力が付いているようなら、食事に取り入れてみてください。