Lesson3-1 3ステップ 1~1歳半

赤ちゃんから幼児へ

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1~1歳半頃になると卒乳する子も多くなり、離乳食の時期も完了期を迎えます。そしてよちよちと歩きはじめる時期でもあり、運動量が増えて体つきも次第に変化、「赤ちゃん」から「幼児」へと変わってきます。

この頃になると幼児食へと移動する時期となりますが、初めて食べる味や食感に最初は嫌がる素振りや拒絶反応を見せることが多く、作った食事を食べてくれない事も少なくありません。
親としては心配になりますが、これは初めてのものに対する正常な反応ですので、少しくらい嫌な顔をしても、味を覚えさせるために初めての料理は子供に少しだけ頑張ってもらって、できるだけ食べてもらうようにしましょう。

しかし強く無理強いしてしまうと、味の感覚は嫌な思い出とともに脳に刷り込まれてしまう可能性があります。これは好き嫌いのきっかけにもなりかねないため、どうしても食べない場合は諦めて、またの機会に挑戦してみてください。

特徴

まだ赤ん坊と幼児の間にいる時期であり、成長具合については個人差が生じ、決まった育児法があるわけでもありません。しかしこの時期の子供に多く見られる特徴も存在します。

色や形がはっきりとわかるくらいに視力が発達

視力は1歳で0.1ぐらいになり、その後急速に成長して空間を認識できるようになります。そして目に映る物が全て物珍しく、興味が湧いて調べようとします。さらに手足が動くようになるため、自分からよちよち歩きをして近付こうとし、活動範囲が広がります。

食事の時も同様に、手を動かして食べ物を掴んだり塗りたくったりすることでしょう。親としては汚してほしくない気持ちもありますが、このように手を動かすことで多くを学び成長していきます。過剰に叱るようなことはせず、穏やかな気持ちで見守ることも大切です。

このように動きが活発になる時期には、どんなものにも興味が湧くため、危険な物や口に含んでしまえそうな小さな物を子供のすぐそばに置かないようにしてください。

自分で食べ始めようとする時期

上記で述べたように、この時期の子供はどのような物にでも興味を持ちます。そして興味がある物は口に含んでどのような物か調べるという特徴があります。食事の作法などは追々学んでいくとして、この時期はどんな食材も興味を持って食べてもらう事が先決です。

しかし子供の味覚は未発達の状態なので、コショウやワサビのような刺激物はもちろんの事、栄養にならない無機物、口に含みやすいクレヨンや小銭などは子供の手の届かないところにおいてください。

様々な感情が芽生え始める

体の機能と同様、感情面も少しずつ成長して、その感情を表現できるようになっていきます。ですがまだまだコントロールが出来ず、思い通りにならないと拗ねたり駄々をこねて感情を発散させようとします。

私達大人はこのような子供の感情表現に苛立たず、成長の過程だとしっかりと認識することが大切です。その上で、時間をかけて感情を受け止めたり、スキンシップをしたりしてなだめていきましょう。

簡単な言葉が話せるようになる

言葉が話せるかどうかは個人差が大きく現れますが、この時期になると単語擬音を用いて何かを表現する術を持ち始めます。話す言葉の数は少なくても自分の中で言葉の意味をちゃんと理解しており、欲しい物を指さしたり、褒められると喜びます。

これによってコミュニケーションをとる意欲が増え、多くのことを学習しようとします。