Lesson14-2 食物アレルギー 食品

主なアレルギーの症状

アレルギーと一言で言っても、現れる症状は数多くあります。たとえば皮膚のかゆみや発疹をはじめ、目のかゆみや充血、むくみ、腹痛、嘔吐、鼻水、せきなど、発症する箇所も違えば症状も変わるので、すぐにアレルギーだと判断することができません。

また、重度のアレルギー症状になるとアナフィラキシーショックというものも現れる可能性があります。

これは短時間のうちに全身に重篤な症状が現れ、発症者を苦しめます。たとえば全身にじんましんが出る、呼吸困難に陥る、血圧が低下する、意識障害が起こるなど、どれをとっても放置しておくと危険な状態になります。

症状が現れるまでの時間は個人差によってまちまちですが、一般的に食べ物が原因の場合は消化・吸収が行われるまでの時間がありますので、食べた後、少し時間が経ってから症状が現れるケースがよく見られます。

アレルギーを起こしやすい食品

医師の診断によってアレルギーが明確になり、食べられない食品が出て来ます。そうなった場合、アレルギー症状を発症させないように料理に使用しないよう努力する必要がありますが、それでは発育に必要な栄養が不足してしまいます。

そのためアレルギーには『使用しない努力』と『他の食材で栄養を補う努力』の2つに気を付けなければなりません。

b893041b35d27fc32a28d61ca5d7436e_s

卵白のたんぱく質成分が、アレルギーの原因となる場合が多く見られます。また、個人差によっては生で食べるよりも加熱して食べる方がアレルギーが起こりにくいという報告もあります。

牛乳・乳製品

牛乳は生のままはもちろんのこと、加熱しても発酵してもアレルギーが起こりやすい食品です。カルシウムを補給させるために与えたい気持ちも分かりますが、アレルギーが見られる子供には小魚や海藻など他の食品で補うようにしましょう。

小麦粉

パンやうどん、お菓子などをはじめ、小麦は様々な料理や食品に含まれるので細心の注意が必要です。また、加熱しても小麦粉のアレルギー原因とも言われているアレルゲンは低下しないので、加工品でもアレルギー症状は現れます。

大豆

しょう油やみそなど、大豆は和食の味付けに欠かせない食品です。ですが最近では雑穀を使用した代用品も発明されているので、これらを上手に取り入れて献立に活かしましょう。

そば

そば

そばは少量でもアナフィラキシーショックを起こしやすいので、要注意食品としても有名です。家族にアレルギー歴がある場合は与える時期などを医師に相談し、計画を練って与えるようにしましょう。

ナッツ類

こちらもそばと同様、わずかな量でもアナフィラキシーショックを起こしやすい食品です。さらに実の部分だけでなく、殻の部分もアレルゲンとなる場合もあり油断ならない食品です。さらに隠し味として使用される場合が多いので見た目ではわからず、知らないうちにアレルギー症状が現れていることも少なくありません。

魚介類

エビやカニなどの甲殻類や、鮭、サバなどの魚全般だけにとどまらず、人によってはかまぼこやちくわ、ツナ缶などの加工品でも発症する場合があるので、細心の注意をはらいつつ、少しずつ試していきましょう。

野菜・果物

a0002_011812

トマトなどのナス科の野菜や、キウイフルーツなどの果物もアレルギーを引き起こす可能性があります。お菓子やジュースなどの材料として使用する場合もあるので、買い物時に代用品がないか探してみましょう。