子供に起こりやすいアレルギー

食物アレルギーとはある特定の食べ物を口にした時、皮膚のかゆみや発疹、嘔吐などといった不快症状が起こる事です。
この症状は細菌や病原体が体の中に侵入して発症する物ではありません。元々体に備わっているウィルスなどの異物を取り除こうとする作用が原因で見られる症状なのです。
本来この免疫作用は有害な物にのみ働くはずなのですが、無害であるはずの食べ物にまで過剰に反応して、その結果としてアレルギーが引き起こされるのです。
一般的に、食べ物は体内に入ると消化吸収が行われて栄養素となりますが、消化されないまま吸収されてしまうと、体が「有害」と判断してしまう可能性があるのです。
とくに3歳くらいまでの乳幼児は消化器官が十分に発達しておらず、免疫機能もまだまだ未発達の状態なのです。そのため体がまだ何が無害なのか、何が有害なのか理解が追い付いていない為、アレルギー反応が起こりやすくなります。
症状の度合や箇所によっては個人差があるので、夜中にかきむしっていたり、お風呂の時に体をチェックするなど、アレルギーが発症していないか調べるようにしましょう。
自己判断は危ない

食物アレルギーを起こしやすい食材は卵、牛乳、大豆、小麦粉をはじめ、そばやナッツ類、魚介類、野菜、果物など、多くの種類が挙げられます。
とはいえ、これら全てがアレルギーの原因になるわけではなく、他の食材でも引き起こされる可能性はあります。そのため初めて子供に食べさせる食材がある場合はちゃんと食べてもらうかだけではなく、体の調子が大丈夫かのチェックも行うようにして下さい。
初めての食材を与える際には少量ずつ、目安としてはスプーン1杯分から始めるようにしましょう。また、初めての食材を与えるのは1日1種類のみとしてください。そうすることでどの食べ物がアレルギーの原因になったか調べることができます。
しかし、あくまでこれらはアレルギーを発見する為の方法ではなく、医師との相談時に必要となる情報を提供する為です。
現代の医学ではどのような物が原因でアレルギーが発症するのか、個人差について診断することが可能です。しかし事前にある程度の情報があれば、調べる内容もある程度絞られて医師も診断がしやすくなります。
食物アレルギーであるかは親の判断ではなく、きちんと専門の医師に診断してもらうことで確実性を求めるようにしましょう。自己診断で特定の食べ物を除去したとしても、もし原因が別の食べ物だった場合アレルギー解消に繋がりませんし、栄養不足に陥る可能性もあります。
食物アレルギーの恐れがある場合はちゃんと医師に診断してもらい、指示に従って食事療法を行うようにしてください。