幼児食の進め方
幼児食は、大まかに「1~1歳半」「1歳半~2歳」「3~5歳」の段階を経て年齢に合わせて変化させていきます。また、これはあくまで目安となる数字になるので、子供の成長具合に合わせて多少前後させても構いません。
1~1歳半
離乳食から離れ、幼児食をスタートさせていく時期です。
とはいえ離乳食を止めてすぐに幼児食へと移動させると子供の体が追い付かず、うまく食べられなくて食事を嫌いになってしまう恐れもあります。そのため、ここでの幼児食の目的は「歯茎でかみつぶして食べる」ことです。
離乳食のように口に入れてそのまま飲み込むのではなく、きちんと口がモグモグしているかどうか、見てあげましょう。
食べたがらない場合は決して無理はさせず、離乳食を与えて栄養を摂るようにします。咀嚼という行為を学習していくことも大事ですが、食事によって栄養を摂る事も重要であるため、子供の様子や機会を見計らって行うようにしてください。
1歳半~2歳
1歳半を過ぎた頃から奥歯が生え、それが第2段階へと移る合図になります。今度はただ咀嚼させるだけでなく、少し硬さのある食べ物、焼いた薄切り肉や少し食感を残した煮物などを与えて噛む訓練を行っていきましょう。
そしてこの頃になると自分で手を動かし、指でつかむ力も生まれて来ます。食事中、お皿の上の食べ物を自分から掴みに行く行為も増えてくるでしょう。この時、食事ではなく遊びと勘違いしている場合もありますが、少なくとも目の前の料理に興味がある事は間違いありません。
そのため遊んではいけないことを注意しつつ、掴んで食べることができるおにぎりやサンドイッチなどのメニューを加えてみて様子を見るのも良いでしょう。
3~5歳

3歳頃になると言葉をしゃべるようになったり手足を思うように動かすことができたりと、自分で行動することが出来る様になってきます。そしてこのくらいに時期が幼児食の最終段階になります。
食事も自分の手で食べるようにする、という教育の一環としてスプーンやフォーク、少し練習してお箸を使えるようにしましょう。上手な箸の持ち方を習得できる子供用のお箸も売っているので、試してみるのも良いでしょう。
食事は大人たちと同様とまではいきませんが、繊維質の野菜やキノコ類、海藻など食材の幅を大きく広げ、様々な味に挑戦させていきましょう。そして調理法を工夫することで咀嚼力を高め、丈夫な歯を養ってください。