決して無理強いはさせてはならない
子供の体調が悪い時、少しでも栄養が摂れればと無理に水を飲ませたり何かを食べさせたりすると、さらに吐き気を誘ってしまう事態に陥ります。ですが嘔吐すると体の水分だけでなくナトリウム、カリウムなどの体調を整える電解質まで失ってしまうので、こまめに水分補給を行う必要があります。
回数も少なく、その後は元気に過ごしていたから大丈夫だと高をくくって水分補給を怠ってしまうのであってはなりません。いくら元気にしていても失った栄養は元へと戻らないので、様子を見ながら少しずつ水分を与えるようにしてください。
お茶やスポーツ飲料などの水分を与えても大丈夫のようなら、次はスープのうわずみなど、汁物を飲ませるようにしましょう。吐き気が治まったからと言って、すぐに固形の食べ物を与えると、逆に吐き気が戻ってきてしまう可能性もあるのです。
そのため初めは汁物で様子を見て、大丈夫なようでしたら消化の良いお粥やうどんを食べさせて、徐々に普段の食事へと戻していきましょう。

しかし与える食事が大人にとってスッキリする物でも、子供にとってはまだ刺激の強いものもあるので注意しましょう。その例としてミカンやグレープフルーツなどといった酸味のある柑橘系や、ヨーグルトなどの乳製品は吐き気を誘い、症状を悪化させてしまう可能性が大きいです。
他にも、脂肪の多い食べ物や甘いものはお腹に溜まるのでいつまでも胃の中がスッキリとせず、吐き気が強くなるので避けるようにしてください。
吐き気への対処法
吐いた後
何度も繰り返して吐いている時や吐いた直後には、無理に水を飲ませたり食事を与えるのはとても危険です。吐く行為には『体内の悪い物を出そうとする作用』が働いて起こる事なので、体もすぐに食べ物を取り入れる準備をすることができません。
もし準備が出来てない状態で食べ物を取り入れてもうまく消化が出来ず、たとえ体に良い物でも吐き出してしまいます。
そのため水分補給や食事は吐き気が治まるまで待ち、しばらく様子を見て大丈夫なようなら少しずつ水分を与えていきましょう。
吐き気が治まった時
まずはこまめに水分補給を行うようにしましょう。
目安としてはペットボトルのキャップ1杯分の量に、麦茶やスポーツ飲料などを注いで飲ませてみてください。急にたくさん飲ませると吐き気を誘ってしまいますので、様子を見ながらゆっくりと行うのが重要なポイントとなります。
水分が摂れるようになるまで回復

スープのうわずみなどを与えて吐き気が戻ってこないようでしたら、消化吸収の良い料理を食べさせるようにしましょう。さらに野菜を入れてビタミンなども摂れるようにすると、なお良いです。
そして段階を踏んでいき、徐々に普段の食事へと戻していきましょう。