過食が気になったら発育の状態をチェック

子供の食事にムラがある事は説明しましたが、これは少食に限らず、過食の方にも傾きます。それは生活リズムが乱れているわけではなく、満腹感を脳へと伝える満腹中枢が未発達なので、『満腹』だという信号に気付かず、食べ過ぎてしまうのです。
また、潜在的に食べることが好きだという子は「食べる事」と「楽しい事」がイコールとして繋がっているので、ずっと食べ続けてしまうこともあります。
いずれの場合も、母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線をチェックし、標準内で収まっているかどうか調べましょう。この時に枠内に収まっていればとりあえずは大丈夫です。
そしてたくさん食べた時には「お腹いっぱいになったね」と声をかけて、満腹の感覚を教える言葉を聞かせて『食事の終わり』を理解させましょう。
よく噛んで食べる
上記で説明した乳幼児身体発育曲線の標準値を超えていたら、食生活の見直しが必要となってきます。もともと体が大きい子もいますが、基本的には毎日の食事が原因で大きくなります。
たとえばお菓子やジュース、牛乳を摂りすぎていないか、高カロリーのメニューや油脂、塩分、糖分が多くないかなど、チェックを入れていく項目はたくさんあります。
そしてそれらのチェックをクリアしつつ、献立には主食と主菜に野菜やキノコ類、海藻が中心の副菜、汁物を加えて、栄養バランスの取れた食事を作るようにしましょう。
また、食べ過ぎる子にはよく噛まずに、早く飲み込んでしまう傾向が見られます。そして逆にダラダラと長い間食べているのも食べ過ぎの原因になります。このどちらにも対応できるように、食べる量と時間をきちんと決めて食事を行うようにしましょう。
食べ過ぎを解消するポイント

よく噛むことができる食材、料理にする
よく噛むことは満腹中枢を刺激します。なので食材を大きめに切ったり、ある程度硬さを残して調理したりと、噛み応えがある料理を作るようにしましょう。
油脂の使用をなるべく控える
蒸す、焼く、網焼きにするなど、なるべく油を使用しない調理法を用いて工夫しましょう。また、マヨネーズなどの調味料も油分が多いので、もし使用する場合は少なめの量にしましょう。
低カロリーの食材を活用
キノコ類、海藻、こんにゃく、しらたきなどはカロリーが低いうえに、噛み応えがあるので満腹感が得られます。また、これらの食材を用いると料理の量が増えたように見えるので、多く食べたように感じます。
ですが大きすぎると噛みづらくなって飲み込みにくくなるので、食べやすいように細かく切って活用しましょう。