Lesson7-1 1~1歳半の幼児食レシピ・献立作りのポイント

離乳食も完了期に入り、色々な物が食べられるようになってきましたが、まだ歯が生えそろっていないためあまり硬いものは食べらないこの時期。3食とおやつによってしっかり栄養が摂れるようにできる工夫が必要となります。このLessonでは具体的な献立例を学習する前に、それぞれの食事で意識する点を学習していきましょう。

1~1歳半の1日の食品摂取目安量

1~1歳半の摂取エネルギー目安は、男児で950キロカロリー・女児で900キロカロリーが目安となります。具体的に、どのような食材を取り入れていくとよいのか、見ていきましょう。

主食

主食は1日200~300g程度を目安に摂取します。例えば、ご飯子供用の小さなお茶碗1杯ほど、8枚切りの食パン1枚、ゆでたうどん1/2玉を1日で摂取すると目安量に達します。

主菜

たんぱく質をメインに、毎日同じ食材にならないように食材を選びます。

  • 肉類20~30g
  • 魚類20~30g
  • 卵15~30g
  • 大豆製品(豆腐や納豆など)20~30g

副菜

副菜は野菜類が中心となります。

  • 緑黄色野菜(ほうれん草・トマト・かぼちゃなど)30~40g
  • 淡色野菜(キャベツ・たまねぎ・なすなど)40~60g
  • 芋類40~50g
  • 海藻きのこ類少々

乳製品・果物

  • 果物100~150g
  • 乳製品(牛乳・チーズ・ヨーグルトなど)300~400g

※数値でみるととても多いように感じますが、もちろん食べられる量には個人差がありますので、あくまで目安となります。子供の食べ具合や消化の様子を見ながら、量を調整してください。

 

3食の献立作りのポイント

朝食

朝はまだ起きたばかりで体の機能も十二分に力を発揮できません。また朝は唾液が出にくく、十分に噛まないといけないメニューは朝食には不向きとなります。

そのため主食となるご飯を柔らかめに炊いた軟飯やおかゆなどを選び、主菜も軟らかく煮た魚が適役です。魚は熱を通せば繊維に沿って崩れやすくなる上、煮魚だと身の部分が柔らかくなるので子供の歯でも十分に噛むことができます。

他にも野菜を含んだ汁物を献立に加えて、水分も一緒に摂れるようにしましょう。デザートとして果物を添えても構いません。

昼食

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簡単に済ませたい昼食は、家にある物でパパッとできるメニューがレパートリーにあると食事作りの負担が軽減されます。これまでのLessonで学習した保存法を用いて、作り置きしておいた材料を活用していきましょう。

その中でも後ほど学習する「かぼちゃのグラッセ」は作り置きが出来るだけでなく、柔らかく栄養もあり昼食のメニューにお勧めです。パンはそのままの状態でも出しやすい主食となりますが、子供が食べやすい大きさに切ったりちぎったりして出すようにしてください。

夕食

お昼寝の時間から時間が経ち、体の調子が万全の状態なので栄養を吸収しやすい状態でもあります。またこの年代の子供は大人よりも長時間睡眠を必要とするため、腹持ちが良いメニューにする必要があります。睡眠中に成長する為のエネルギーを使うため、夕食は他の食事に比べて少し多めでも構いません。

ですがただ量を多くすれば良いというわけでもなく、主食、主菜、副菜を揃え、炭水化物にたんぱく質、脂質、ミネラル、ビタミンがバランスよくとれる献立を作るようにしましょう。

おやつ

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おやつは第4の食事として考えて献立を作るようにしましょう。エネルギー源となる炭水化物を中心に、ビタミンやミネラルを加えて吸収の手助けを行います。

炭水化物を中心としているので、お米を使ったおやきやサツマイモを軽く素揚げにしたスティック、摩り下ろしたニンジンを加えたホットケーキ、また麺類やパスタを用いたおやつのメニューを選んでもよいでしょう。

また水分補給も一緒に行って体の機能を正常に整えるようにします。水分摂取は水でも構いませんが、ミキサーで自作した野菜ジュースや牛乳など、栄養が摂れる飲み物が用意できるようなら積極的に取り入れていきましょう。